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酒燗器 楽燗

酒燗器 楽燗

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酒宴にゆとりと彩りを。
〜懐かしくて新しい、燗酒の粋な愉しみ方〜

「燗酒」

 古来から日本人に親しまれた、伝統的で庶民的な日本酒の飲み方。
 寒い季節になってくると、晩酌に温かい酒をキュッと一杯口にしたときの、冷えた手脚や心までもがほっと緩む安堵感がたまらない。寒さに強張った、また日々のストレスで固くなった心と身体をやさしくほどく、私たち日本人にとって燗酒は「癒し」であり「安らぎ」の文化なのです。

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燗をひとつ”上等”に、美味しく愉しめるように──。

酒燗器 楽燗(ら・かん)は、そうして産み出されました。

 酒燗器とは「お酒を燗する道具」。ですが、酒を注いで温まるのを待ち – 呑む、ただそれだけの道具ではあまりにも味気なく、何よりそこに「粋」がありません。道具を道具としてのみ捉えるのではなく、酒燗器そのものが場を演出することはできないだろうか。
 酒が好みの温度に温まるまでの過程も、呑んでいる間も、その時間を楽しめるように思案に思案を重ねました。その結果、陶器の本体(燗陶壺)と錫器のちろりを合わせ、ろうそくの炎で温度を保つ方式が考案されました。

 楽燗を構成する陶器と錫器は、いずれも第一線で活躍する作家の手による工芸品です。その風情、風格、存在感や使用感は、実に遊び心に溢れています。酒を燗し、呑み、話し、思い耽りながら、ゆらゆらと揺れるろうそくの灯の素朴な美しさに酔いしれると、そこに流れる時間がいかに優雅なことか実感できるでしょう。

 さぁ、あなたも酒を燗する愉しみを、その時間と空間を愉しむ「粋」を体験してください。

伝統的で懐古的、しかし新しい。
楽燗を産み出すふたりの作家

 美濃の名工として独自の世界を築いた先君、各務周海に師事し、現在はガス窯での黄瀬戸焼成研究を継続しつつ、薪窯による織部・志野・瀬戸黒・粉引など、多岐にわたって研鑽を重ねる各務賢周が陶器をつくり、陶芸家 故・鯉江良二に師事し、金属を溶かす炎の力に魅せられ、美術と工芸の両面で魅力的な作品を精力的に生み出し続ける角居康宏が金属器を担当。ふたりの作家が出逢い共作することで、単なる道具を超えた、かつてない酒燗器が誕生しました。
 陶器の風合いと存在感、錫のやわらかな光沢と機能性、古くから酒器として馴染みの深い素材を用い、伝統的技法でひとつひとつ手作りをしています。確かな工芸品としての堂々とした風格と細部にわたる繊細さが、酒席の風景に彩りを与えてくれるのです。

楽燗TOP3種

団欒、祝賀、哀悼、ほっこり、しんみり
あらゆる酒席に調和する、三種類の楽燗(ら・かん)

家族や友人と集まって話に花を咲かせる酒宴、しっとりと落ち着いた雰囲気に浸りたい、独りで自分と向き合いたい、楽しいとき、めでたいとき、淋しいとき、悲しいとき、楽燗はいつでもその気持ちに寄り添います。

今夜は、呑み方や呑む時間の過ごし方にも、少しこだわってみませんか。

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趣深い黄瀬戸の燗陶壺が美しい、楽燗 Classic(ら・かん クラシック)

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スタイリッシュな黒いボディの、楽燗 Urban(ら・かん アーバン)

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自然な風合いに癒やされる、楽燗 Natural(ら・かん ナチュラル)